解体工事にかかる時間~依頼から解体完了までどのくらい?~
建物解体を伴うリノベーションや建て替えの際、解体工事にかかる時間は全体のスケジュールに大きく影響します。そこで今回は、「解体工事にどのくらいの時間が必要か」という内容について、具体的な時間の目安や影響する様々な要因について解説します。
解体工事の時期と所要日数の目安
建物のタイプや作業期間
解体工事に要する日数は様々な要因に左右されますが、一般的な木造住宅の場合、約2週間程度が目安とされます。これはおよそ30坪の木造住宅に当てはまる時間で、屋根材が瓦である場合はプラス5日程を見積もり、悪天候など天候の影響を受けた場合は更に1週間程度延びる事もあります。
例えば、鉄骨やRC(鉄筋コンクリート)の建物では約3週間から1か月、瓦屋根が採用された大型の木造住宅では20日前後が一つの目安となります。
作業内容ごとの日数
解体工事は足場組み立てや重機解体、整地など複数のフェーズに分けられます。足場組み立ては1日程度、人力解体は5日前後、重機解体は3日程、整地は2~3日が標準の所要日数です
。
解体工事の全体の流れと期間
1~2日目
足場の組み立てから瓦の撤去、家財道具などのガラスや鉄製品の分別作業を行います。足場設置だけで大まかに1日が費やされ、分別作業を追加すると2日目に行うパターンが多いです。
3~4日目
重機による解体作業が開始され、これには約2日かかります。
5~6日目
基礎の解体に1日、その後、ブロック塀や樹木などの撤去作業を行い、およそ6日で解体工事は完了することが一般的です。ただし、屋根の材質や解体物の多さ、天候によっては工期が変動することを見越しておく必要があります。
解体工事契約から完了までの期間
解体工事を開始する前に解体業者との契約、自治体への届出、ライフラインの撤去、近隣への挨拶など様々な手続きが必要です。良質な解体業者を選ぶことで、適切なスケジュールと費用を確保することができます。
工事着工日の1週間以上前には解体業者と契約を完了し、必要な届け出を行うことが求められます。電気とガスの解約はお客様自身が、水道の撤去は解体工事中まで保留し、工事用水として使用します。
当社の場合、電気、ガスにつきましてはお客様の負担を少なくするために、こちらで手配して取りはずしております(同じ敷地内に別棟があり、分電工事や給排水切り離し工事が必要な場合は別途になります)
水道につきましても、工事中の水道使用量が当社に請求となるように工事期間中は名義の切り替えをしています。
まとめ
解体工事の日数は、木造住宅であれば平均的に4日から10日程度を見込むとよいでしょう。しかし、様々な要因が計画に影響するので、スケジュールの余裕をもって準備し、正確な見積もりを業者からもらうことが重要です。
予期せぬトラブルや追加工事が生じた際の対応も含め、信頼できる解体業者と協力することで、安心して解体工事を進めることができます。
解体工事はただ建物を取り壊すだけでなく、その後の新築計画や売却作業などをスムーズに行うための重要な第一歩です。十分な下調べと準備を行い、無駄なく効率的な解体工事を目指しましょう。
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